がめつい人
Oさん(先生とは呼びたくない)は
ベラベラと話す人で
今思えば「がめつくて下品」
Oさんは十数年前病気して
死にそうになったが復活
なけなしのお金で
占いの学校通い
占い師になった
死にかけた経験があるなら
周りに感謝して
人のために働こうと普通は思うはずだが
Oさんは元々お金にがめついため
おかしい方向へ行ったのだと思った
自分の服を処分するので
わたしに安くするから買わないか?
と言ってきたり
講座のときに出してくれる飲み物は
麦茶くらい薄いコーヒー
お金がかかるので基本外出はしない
外出するときは
自分が得するであろう人たちが集まる場所のみ
そして
華奢な体型からは想像出来ない足音で
ドタバタ歩く
わたしも足音は大きいが
スリッパを履いてるのに
ものすごい音を立てて歩く
当然物を置くのも
ドサッ!バサッ!
聞いていて不快に思った
Oさんに違和感を感じ始めた
きっかけでもあった
占い講師探し
数年前わたしは
占いを勉強したいと思い
ネットで調べました
しかしわたしの本職の都合上
日程が合わないスクールばかり
諦めかけたところ、
自宅で占い講座をしている占い師
Oさんをみつけました
マンツーマンの講座で
日程や時間などは自由に決められる
料金も安くはないが
なんとか捻出出来そうな金額だった
とりあえず会って
鑑定してもらおう!
すぐに連絡して
1週間後に会うことになった
Oさんの自宅までは車で1時間弱
通えない距離ではなかった
Oさんはうちの母より何歳か年下
テンションがやたら高い
玄関を入り
スリッパがある
すごい汚いスリッパ
でも
Oさんのスリッパはキレイ
ここですぐに気づけばよかったのだが、
あまり気にならなかったわたしは
その時点でもう
この人から占いを教えてもらおう!
と考えていました。